ホワイトニングできないケース
ホワイトニングをしたいと思っても、医師の診断によってホワイトニングができない場合もあります。
それは、「すぐにはできないケース」と「ホワイトニングでは白くできないケース」の二つに分けられます。
それぞれについて、見ていきましょう。
【すぐにはできないケース】
・大きな虫歯や中程度の歯周病がある場合
表面に塗るホワイトニング剤が虫歯のある部分に入るとしみて痛みが出ます。またホワイトニング剤を塗る際、歯茎を保護しますが、歯肉に炎症や出血があると、うまく保護ができません。
まずは、虫歯や歯周病の治療を行なってから、ホワイトニングをすることになります。
・18歳未満の人
薬剤を用いて行いますので、一般的に歯が成熟していない年齢のホワイトニングは見送られることが多いです。
・妊娠中・授乳中の人
胎児や母乳への影響の有無が確認されていないため、一般的には行なわれません。もちろん、妊娠・授乳期間が終われば可能です。
【ホワイトニングでは白くできないケース】
・自分の歯でない場合
「人工物」は白くすることはできません。入れ歯や差し歯、セラミックスの歯、金属の詰め物などが、それに当たります。色が気になる場合は、その歯自体を作り替えたり、詰め物を入れ直すことで解決します。
・着色がとても強い歯
変色度は「Ⅰ度(ライトイエロー)」「Ⅱ度(ライトグレー)」「Ⅲ度(ダークイエロー、ダークグレー」「Ⅳ度(かなり濃いカラー)」で測定します。Ⅰ~Ⅱ度であれば、ホワイトニングで効果を出すことが可能ですが、Ⅲ度以上の場合は、ホワイトニングではあまり効果が期待できません。
どうしても白くしたい場合は、ラミネートベニアなどの方法を選択することになるでしょう。
一般的には黄色系のほうが灰色や濃い茶色系よりも、効果が高く、治療後の状態も良好という傾向にあります。
・神経がない歯
虫歯治療の過程で、神経を取り除いた歯は、時間と共に黒ずんでくるのが一般的です。こうした歯は通常の外側から白くするホワイトニングではなく、内側から白くするウォーキングブリーチという方法をとらなくては、白くなりません。
そのほか、歯にひび割れがある場合や、エナメル質が薄くなって知覚過敏がひどい場合、全身疾患がある場合などは、ホワイトニングを回避することがあります。
関連カテゴリー: 審美歯科・ホワイトニングの具体的プロセス